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西雲東花についての連絡所です。 トラックバックは現在受け付けておりません。
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Cブロック作品
後日、挙げますぜ。


C01  迷い人の道標
最初はてっきりエルリック・サーガ的な世界観かと思った(同じ人間が多重世界で転生エンドレスリフレイン)のですが、そうではなかった模様です。特定の世界で転生するはずなのに、ハグレ魂が出るのだそうです。なぜ転生すべき世界から迷い出るのかは不明のままですが。あ、そう考えると十二国記の陽子とか、そっち系に近いのか?あれは流れて言っちゃうわけですが、行っちゃった世界に馴染めないとかいう辺りは、十二国記のあの人たちだよなー。てことは、これは長編向けの設定ですね。
ただ、金髪碧眼の人間の顔の基本造作を一切変更することなく黒髪黒眼にしたら、総合的に見て、ちぐはぐになると思うんですが。特に紫苑の世界とアイルの世界だと、コーカソイドとモンゴロイドくらいの差がありそうな気がして、かなり不安になります(十二国記だと殻を被った状態になるとかのフォロー設定があった)が、それが問題にならない程度に造作が似通っているなら、名前呼ばれるまで気づきもしなかったアイルは何なんだ。目の色と髪の色程度なら「お、おまえはシオン!?…まさか、そんなことは…」くらい言ってほしいところです。語るほどの愛があるのなら。
そんな感じで、ぼちぼち違和感。言葉選びのセンスは素敵だと思うので、もうちょっと突き詰めてほしい気もします。長編化したらいいんじゃないかなぁ、と。

C02  峠越え
読み応えありました。…ただ、そのせいか、かえって疑問がいくつか、
小国なら王子見殺しにしてでも帝国の口実を無効化するのが、まず最初に打つべき手かと。小国なんだから。そもそも、小国の王子の分際で大国の領土内で無礼働くというのが、納得いかないです。そういうことは基本的に対等以上の関係じゃないとしないし、できないのでは?この時点で、やや違和感。私が国王なら息子の首切って帝国にプレゼントしますがね。それができない王ならステンドンを使いこなせないと思うし、他国につけ狙われる理由の多い小国を維持できないのではないかと。食糧自給率が低い小国では、戦争にしないことが最大の政略戦略ではないでしょうか。
さらに、リグレスのステンドン追い落とし。もっと別のやり方があるのではないでしょうか。つまり、ステンドンを殺し、その罪をベルクラムに着せる。この方が手間が省けるのでは?さいわい、ステンドンが評価したほどの才気は、今のとことベルクラムは発揮していないですし(ぶっちゃけ、師匠ステンドンの仇はリグレス一人なのに、まったく何も知らされていない民衆を戦に巻き込む気満々のベルクラムに、唖然とするばかりです。どこにどう才気を感じたら良いのかがわかりません。教えてステンドン!)逃亡させた上で追撃して殺すという作戦は、天秤に掛けたらハイリスク・ローリターンすぎるのでは?
ぶっちゃけ帝国がその気になればステンドンがいても確実に落とせるような気がしますよ。だからこそ「大」国なんです。八千人くらい案外、サクッと見捨てるかもよ。その上で情報操作をして、帝国内の人々にガーゴル王家の礼節のなさをアピールして、憎しみを抱かせる…という手だってある。大国を維持していくのは小国を維持するのとはまた別種の、冷徹とも言える知性が必要になるし、そういうものが帝国にあってもおかしくないと思うので、ちょっとこの話はベルクラム視点に偏りすぎじゃないかなー、と思いました。どうせなら「実はリグレスに逆恨みさせて、ステンドンを失脚させたのは帝国の陰謀だった!」くらいの悪辣な策謀ぶりも盛り込んでほしかったです(実際、敵将の振る舞いにはその気配があった気がしたので)
停戦後に、帝国で「弟はこれでケチがついたが、まだガーゴル王家が残っている。ふふ、だがステンドンもすぐに地獄に落ちるだろう。ゆっくり機を待てば、いずれは製鉄技術も俺のものだ」とか言って、ニヤリと笑ってる王様がいることを期待してます。たぶん、その場合、ベルクラムも途中で用済みになって殺されるのがオチだよなー。
ついでに。作中、城という言葉が頻繁に出ていますが、これは大陸的意味合いの城なのか、日本的なのか。やっぱり舞台が欧風だし、大陸的意味合いかな。
あと、広島生まれ広島育ちの私に「軍神の使いである鳩」は正直、無理。すいません。

C03  来客御礼
いきなり異世界召喚された(しかも押し売りだ!)のに結構冷静(にチャイナ服姿を観察する)な主人公がウケた。てか、名前がー!名前ー!そっちだったー!(爆笑)

C04  選ぶべき道
半人半妖精は普通にハーフエルフって書いちゃ駄目なんでしょうか?人道を取るのにハーフエルフの力を簡単に借りちゃっていいのかなぁ…。仮にも「人」の道、なのに。あ、半「人」だからいいのか?

C05  sai-ai
鈍感とサイコの愛の物語。聖女と妹は、刺身のツマさ。

C06  ワン・ラスト・キス
喋れないんじゃなかったのか…。前半の描写が「喋れない」風だったので、勝手に勘違いしてしまいました。普通に喋れるのか。なんだかちょっぴり拍子抜け。ワン・ラスト・キスというタイトルのわりに、キスシーンが、それこそ頭突き程度に描かれてて残念です。もったいない。

C07  おばけの道案内
愛知ローカル。地元愛?娘が継ぐと言うことはお母さんは見えないのでしょうか?

C08  変化妖怪花火道
こういう妖怪いいですよねー!いるいる。絶対にいるって、こういう可愛い間抜けぶりを発揮して愛の鞭を喰らいそうな子って。遊び心万歳。しかも年々上達してるし!花火師の親方、豪気だし!そして痛恨の間抜けぶり…わ、笑いすぎて涙出た(爆笑)
この花火大会、行きてぇなぁ…てゆーか、町おこしにならないですか?本物の妖怪じゃダメですか?意外とウケそうだけど。

C09  この道の終わり 注
すいません、あんまり好きなジャンルの話じゃないんで読み浅いかも。
魔法騎士レイアースのエメロード姫だ。イーグルと同じ声だったんだよね~…なんて、古いか。エメロード姫は恋のためにレイアースを召喚したけど。一方、こっちの姫巫女様は「ごめんね」と言いながらも、わりと素直に自分優先。葛藤、あんまり感じず。彼に対して申し訳ない気持ちとか、そっちの葛藤はあったけど、そこ以外に視野が全然広がらない。彼女の世界は、彼と彼女。ついでに家族。その他大勢には用がないご様子だ。いくらなんでも、そりゃ視野狭すぎないかと思うので、彼女の感情の揺らぎについていけない。共感できない。そこまで言うなら道踏み外す覚悟したらどうだよ、とか思っちゃう私は爆裂娘の方が好みです。

C10  ラブストーリー
あの。はい。わかるんですよね。わかる。途中まで語り手の正体隠したい時の感覚。破綻させずに、きっちり伏線張りながら、すぐにはバレないように。その努力はわかります。物損事故とか、ちゃんと入れてるところとか、すごくフェア精神だと思います。だから努力はわかるんですが、それだけに早々に「人間じゃないな」と思っちゃう(そして、退院後に早々に引き取っている時点で珍しくないタイプの動物で、かつ冒頭の「耳を塞ぐ」で、犬かな?と思う)ので、後半の絵解きにカタルシスがなかったです。
あと「親になる」ってセリフに共感が抱けないせいもあります。わが子として扱うのが動物に接する正しいスタンスだとは思えない人なので。だって動物は人間じゃないから。だから飼い主を「ママ」って呼ぶのも、私には気色悪い。そういう呼び方をする彼女に胡散臭さを感じてしまう。
ジュンちゃんとラブのキャラクターが良いだけに、彼女に対する不信感だけが際立ってしまって残念でした。彼女に対して入っていけないので、事故の時のパニックぶりも何だか芝居くさいなぁ…と、鬼のようなことを思ってしまいました。

C11  ある冒険者夫婦の帰郷
…ウォレンは宮仕え合わなそうだよな。何しろ最終決戦で魔王にプロポーズしちゃうくらいだから(笑)ただ「伝説の」っていう形容が良くわかんないんだけど。伝説って「古来から伝えられてる」ことですよね。魔王はわかるとしても、勇者が魔王倒す前にすでに伝説って。倒したら伝説になるんじゃないの?ってところが気になった。
まあ、ぶっちゃけこれってウォレンとアデルのオノロケなんだろうなぁ…と思うと笑わずにはいられません。できれば、勇者仲間による「あいつらはまったく!」的なお話も読んでみたい。仲間の苦労を思うと、ウケるんで。
それと、農夫ジャックの人生訓が、味があっていいですね!

C12  八月の空蝉 注
興味深く拝読しました。こういう話は好きなんですよね。裏の裏の裏…ええっと、結局、君は誰!?みたいな。本人もアイデンティティー上の危機がありそうです。
いいよなー。好きだ。
なので、気になった点もいくつか。
確か、心理学上の研究で、血の繋がりのある兄妹(もしくは姉弟)がそれと知らずに出会った場合、強く惹かれる傾向があるそうです。しかし、その2人に「あなた方は血縁(きょうだい)ですよ」と伝えると、途端に愛情が薄れる傾向があるそうです。実際に異性のきょうだいが、そうとは知らずに婚姻届を出したものの、後日そのことを知ってすぐに離婚した…という事件がありました。何度か。数年前にイギリスでも実際にあった気がする。
それを基礎に置いて考えると、若き当主(兄)が「妹」と思っている時点で、都に愛情を抱いていたとしたら、すでに倫理上に大きな欠陥を抱えていたことになり、その後の平凡な行動(妹だったと知ってショックを受ける)に説明がつかなくなるんじゃないでしょうか。むしろ、友蔵が死んで「妹ではない」と知らされてから惹かれ、結果として過ちを犯す方が人間の心理として理解しやすい(そして、後々の兄のショックも伝わりやすい)ような気が…。特に、都の方は血縁関係を知っているわけですから、兄が自分に特殊な愛情を抱いていると知った時点で、具体的な被害が及ばずとも、逃げる方法を画策するでしょう。あえて、兄に「妹を愛し、血縁でないと知って問題行動を起こす」までさせる必要があったのかな、と。
兄妹で言えば、数年前に中欧の方で子供を3人も作った兄妹がいたと思います。現実世界の方でね。そういう人もいるのですが、ただ、彼らは「近親相姦を禁じるのは憲法違反だ」って逆提訴したらしい。そういう話を知っているので、タブーの意識があるのに妹に恋情を抱いた当主に説得力を感じにくいです。

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