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西雲東花についての連絡所です。 トラックバックは現在受け付けておりません。
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覆面感想です。
Cブロック。

多少、厳しいことを申し上げているかもしれませんが、小説の価値そのものを否定するわけではありません。
読み手も人間なので好悪もあるし、どうしても自分の価値基準と噛み合わない部分、また同じ書き手として自分ならどう書くかを考えて突っ込んでしまう部分もあります。
そういうところで、ついあれこれ余計なことを言ってしまっているかもしれません。


いやなら、見ないでください、としか申し上げようがないです。
はい。

C01 天つ虫といとしき亡き月の王 注
キャー!と読み終わった刹那、すぐ我に返りました。すいません、タイトルの『いとしき亡き月の王』が本文の白眉、終盤には行方が不明におなりあそばされているような…。語り手の女性の方が、亡き月の王より目立っているのだけど。
……あ、もしかして繭の中で脈打ってるのは、帰って来なかった使者たちではなく、彼らを養分にした復活月の王なのか!?
しかし、それでは赤石路代のマンガみたいになっちゃうな。あれも繭の中から死んだはずの女の子が復活するから(タイトル忘れちゃった)
天つ虫=蚕をバラしたもの、だよね。桑だし。んで、そこに月と太陽の国を配して。世界観にこだわりすぎずにうまくまとめているので、想像の余地は広いですね。
ただ、あんまり強国って感じでもないのに、よく独立国でいられたなー、という疑問が。民が反乱したならば、さぞ他国は介入のしがいがあったろうに。つか、そんな小国なのに重税…要るの?何に使ってたの?
はっ!まさか天つ虫が桑食うのは表向き、実は王家が密かに人身売買で買い入れた奴隷が主食だったりして(ひぃ!)そのための重税で、亡き王はその虫が王家滅亡後に暴走するのを抑えるために前もって放火を命じていた、みたいな?そう考えれば最後のシーンにも繋がるし、虫は王家が握っているとか言うのもうなずけるが…。
しかし、語り手の女性の正体がわからぬ。いとしき、なんて娘が父親に呼び掛けるかな?むしろ側室っぽくないか。近親婚…?いやいや、待て待て。まだ娘と確定したわけでは。
むー。作者による謎解きを熱烈に希望!

C02 踊り子と王様
爆笑から始まり、しんみり、ホロリ、にやり…で終わった。無理がなくて、うまいなー。列王記の項目を読んだみたいな気分だ。
ただ、第八王子が継承権第一位になる経緯の説明が不釣り合いに長く感じられて、流れが止まったようだったのが少し残念と言えば残念。

C03 瓶詰め
白状します…ちょっとホラーを期待してました(笑)
瓶詰めかぁ。確かに、子どもの頃ってガラス瓶とかビー玉みたいな、キラキラ光るものって、たまらないんだよね~。
いい絵日記書けそうで、よかったね。

C04 首長竜、旅に出る
誰この傑作書いた人!(笑)
タイトルから予想したのと全然違う方向に、かつ鮮やかに気持ちよく裏切られました。ドドメ色ブラボー。つか、自分探しの首長竜だのおネエな銅像だの、こんな楽しい学校どこにあるのー!?
あたいもカサイ先生に人生相談したい…。

C05 白魔道の街で
この勇者様だと、えらく愉快なパーティーが揃いそうなので、このままRPGにしたら楽しそう。オンラインゲームとか。
ただ、読み切りとしては「以下次号、乞う御期待」みたいなのがちょっと。
それに黒魔術の才能があるとわかっている者を、いつまでも白魔術の町に置いといた判断ミスは大きくないか、神官長。貴方が怪我をしたのは、黒魔術師としての修行をさせず、力の使い方を学ばせなかったからじゃないの?それなのに二年も森に方っておくなんて…あんなヘタレでヘッポコで心根以外取り柄がなさそうな(注:褒めてます)勇者様が来てくれたからよかったものの、予言がなかったら責任取らないままかよ。そこんとこ、どうなんですか神官長!
そう言えば、例の予言がまた驚くほどザックバランというか、大雑把で。素敵(笑)

C06 モノクロ
たぶん、裏設定がいろいろおありなのじゃないかしら?と勘繰っちゃう。
この世界には貴族がいるらしい。この世界には魔法があるようだ。モノクロと呼ばれる双子が出てきた。政治的動乱が近そうだ。アンの店のパンは固い。…という事実は読み取れるんだけど、それが有機的に連動してない印象を受けるので、何が主題なのか読んでいると混乱した。

C07 色彩認証
何だか釈然としないのは、私だけでしょうか…。
このサイネットはどこでどんな目的のために開発されて販売されたのかしら?
背後にスパコンがあるとか何とか、微妙な情報漏洩ぶりなんだが、前提がいまいちわかんなくて物語に乗りきれなかったです。
ただ、大人は『口』を『口数』などの抽象化云々っていう色彩連想の説明が、覆面のお題で七転八倒するのと似てて、思わず笑った。

C08 グッバイ・ロンリー
振り回されて空っぽになるのは、君の精神の在り方に問題があるんじゃないかと思うんだけど。

C09 赤い鞄
これ、すごく好き。最後の終わり方もいいなぁ!身悶えました。
一人であらゆる可能性を追及できて楽しい。

C10 SIKI
『アリーズ』だ(笑)
てか、叔父姪は現在の法律上はアウトだけど。

C11 オレンジの君
特徴的と言えるほど、読点が少ないのは、リアル?フェイク?
実はちょっと読みにくかったです。

C12 色とりどりの世界
色が認識できないと、かなりいろんなことが不便になると思うんだが、全世界的にどういう風に対処してるんだろう。
それから、一色分を盗まれたからと言って、十色分寄越せ、と言ったら完全に脅迫だと思うんだけど、この世界に裁判とか法律とかないの?
もうひとつ。彩師は「子供からは」なんて言ってたくせに、結局グレンの色を売りさばいたわけ?調べたいだけじゃなかったの?話が違くない?
てゆーか、色が失われつつある世界で絵具が生産されるかどうか、すごく疑問。むしろ灰色の濃淡で描くエッチングなんかの方にシフトして、カラーの絵画は廃れると思うんだけど…。

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